日誌 2000.12.11〜2000.12.31

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12月31日

本当に年末らしいことはしなかった。唯一、年末らしいことといえば、年越しそばを食べたこと。

これほど歳の瀬感覚のない年末は初めてだ。世間は20世紀の最後だと普段の年末以上に騒いでいるのに、まったく関係ない。本当に関係がない。

ただ、もうすぐ月食なので明日からミッションを再開する予定。

Internet Explorer の調子が悪かったのは、初期設定の中でプロキシ・サーバが設定されていたためのようだ。そんな設定、いじったことがないんだけどね。勝手に変わるなんてことあるのだろうか? この前のとは別の雑誌の付録からExplorer 5.0をインストール。5.0にしたら、画像の表示がNetscape以上に PageMillの表示と食い違う。犬早の姿が全然違う。困る。解決方法を知っている人がいらしたら教えて下さい。


12月30日

年末らしいことは何もしていない。職場に出勤しなくなったことが年末らしいことかと思ったが、そもそも今日は土曜日で、普通の週でも休みだ。だから、年末らしいことは自分の半径3m以内には何もない。

Internet Explorer 4.5の調子がおかしい。接続しに行ったまま、どこにもつながらない。私はもともとはNetscapeを使っていた(マイクロソフトが嫌いだから)のだが、図表の多いページをダウンロードするのにNetscapeだと面倒なので鞍替えした。仕方ないので、久しぶりにNetscapeを立ち上げる。現在、私は古いPageMillでこのページを作っている。PageMillで確認しても、Explorerでブラウズしてもおかしいところはない。が、Netscapeで見るとセンタリングしたはずの文字や表が、左詰めになっていたりする。いやだね。おまけに貼り込んだ画像もNetscapeで見る方が汚い。Macユーザの私としては、Netscapeに頑張ってもらいたいと思っていたが、この違いは痛い。そして、困る。

確か雑誌の付録のCD-ROMにExplorer 5.0があったはずだと思い、インストールしようとするが出来ない。インストールが始まる前に「チェックサムが間違っています」というアラートが出る。CD-ROM自体に傷が付いているのか、それともそもそも雑誌社の入れたデータが壊れていたのか。考えても解らないし、解ったところでインストールできるわけではないので、マイクロソフトの Siteに行き、ダウンロード。6MBあるとかで、結構時間がかかる。やっとダウンロードが終わってインストールしようとしたら「チェックサムが間違っています」と同じアラートが出る。なんで? このアラートって展開するソフト内部の問題で、私のPC環境は全然関係ないと思うのだが。

Hoopsのカテゴリに登録したと28日の日記にあるのだが、トップページのファイル名が「index.html」でないと無効だと気がついた(昨日までのトップページのファイル名は「Index.html」)。というわけで、ファイル名を変更したら、カウンタもリセットされて0に。考えてみれば当然なのだが、少し侘びしい。

音雑感」にレジデンツの「Not Available」のことを29日に書いた。(ほぼ)誰にも知らせないで作った私のSite というのも彼らの曖昧理論に似てるかもしれない。

今日、掲示板に初めて来訪者がある。嬉しいものです。名前の挙がっていた画家の一人を知らなかったので検索して作品を鑑賞。水に反射する光の絵を見て、タルコフスキーの映画を思い出したりした。


12月29日

今朝は午前0時10分に目が覚る。昨日よりさらに早い。いつ寝てしまったのか覚えていないが、それにしたって9時頃には夕飯食べていたはず。でも、今回は寝直さずにSiteの更新にいそしみました。日々是更新。

ところで、27日の日記に「私が自分のSiteを作ったということを知らせた人は一人しかいない」と書いてあるのですが、この人に知らせた私のページのURLにタイプミスがあることが深夜に発覚。というわけで、私以外の人間で、このSiteを私のSiteだと認識している人は世界に一人もいなかった。誰も来るはずがないじゃん。

仕事納めは昨日だったが、今日も出勤。仕事をして稼がないと。誰もいないフロア。気持ちいいものです。10時半ぐらいに来た正社員の人が、私に電灯のスイッチの場所を尋ねる。あなたの会社でしょう? 

昼過ぎに課長が出社するが、ジャージ姿だった。 


12月28日

午前1時30分に目が覚る。いくらなんでも早すぎるだろうと寝直すが、2時半に目が醒める。老人ですか、私は。だが、「光陰、矢のごとし」というのは本当だ。小刻みに寝直して7時半に家を出て、出勤。今日は一応仕事納めの日である。この職場で迎える初めての仕事納め。櫛の歯が抜けていくように人が減っていく。テキトーに帰っていく正社員の皆さん。定時を迎える前に課長と私だけになってしまった。入り口に近い他の部署は寿司をとって、日本酒をどんがばちょと飲んでいる。酒くさいよ。

8時ぐらいまで働きたかったのだが、課長が5時半ぐらいであがりませんか、と言ってくる。拒否するほどの事情はこちらにはないわけで、5時半で上がる。帰りの山手線は人身事故で止まっていて、結局30分以上足止めを喰らう。

数日前にガス料金を入金したのにガスが使えるようにならないので東京ガスに電話すると、入金した時点で電話連絡しないといけないのだということを初めて学習した。帰宅するとガスが使えるようになっていた。

帰宅してまたページの更新に着手するが、昨日「検索語の登録も、まず誰もそれを検索語にしないフレーズを一つ入れてあるだけ」と書いたのは、gooのもう一つの無料HPサービスのガイアックスの方で最初に作ったときのことで、こちらのサイトでは何一つ検索語を登録していないことに気づく。一応「日記」で登録しておきました。


12月26日〜27日

12月26日は午前3時30分に目が覚めて、6時までネットの作業。目が疲れたので1時間ほど眠ろうと思ったのが間違いでした。気がつくと8時。そそくさと身支度して、職場へ。5分ほど遅刻してしまった。バカです。夜9時まで仕事。帰宅して、「ある戦いの記録」のアップロード作業。夜通しで朝5時までかかる。自分の睡眠サイクルが2時間であると解ったので、5時に就寝。7時起床。それから出勤。職場でコーヒーを何杯も飲むが、眠くてしょうがないので6時で退社。

私が自分のSiteを作ったということを知らせた人は一人しかいない。ページを作る始めに聞かれた検索語の登録も、まず誰もそれを検索語にしないフレーズを一つ入れてあるだけ。それでもここに辿り着く人がいたら、その人たちの言葉を聞いてみたい。


12月25日

職場での仕事を早めに切り上げ、新宿にあるA会の事務所へ。会長と話す。仕事の依頼である。即金で前渡し。仕事がみんな、こうなら助かるんですけど。ああ、でも助かりました、会長。


12月24日

世間はクリスマス・イブで騒がしいようだが、まったく関係ない生活である。今日もWeb Siteの構築に時間を割いた。


12月23日

TBS系列で放映されていたアニメーション「ゾイド」が最終回。途中から見てたけど、もうちょっと盛り上げてほしかった。次はどんな作品を放映するのかと思ったらまた「ゾイド」だという。「ガンダム」の20年の人気を真似するつもりか。

電気を止めますよ、という知らせが来ていたのを思い出し、コンビニエンス・ストアに電気料金を払いに行く。ガスは止められてもどうにか暮らせると思うが、電気はまずいです。

休みなので、Web Siteの構築に時間を割いた。どうにか体裁が整いつつある。


12月22日

滅多にビデオなど借りないのだが、『人狼』が確かレンタル開始になったはずだと思い出し、レンタル・ビデオ屋へ。映画館で見ようと思っているうちに都内での上映が終わってしまっていたのだった。

しかし、コンビニエンス・ストアやビデオ屋の店員のハズレには類型があるのか。会話が通じないだけでなく、客を相手に会話を成立させていないことに対する罪悪感というものがまったくない。

私「『人狼』ありますか」

店員「はぁ?」

私「? そこに、12月21日レンタル開始ってポスターがあるでしょ」

店員「ひんろぉ?」

私「ジ・ン・ロ・ウ、ひと・おおかみ」

店員「人を買う?」

あわてて上司らしい人が会話(?)に割って入ってきて、『人狼』を借りることができた。

さて、観賞。台詞がいちいちキザだが、よくできたアニメだと思う。でも、救いがないです。

内容と関係ないツッコミを入れるなら、50年代末や60年代初頭に、あんな丈の短いスカートをはいていた一般人の女性はいない、と思うぞ。


12月21日

自分のメインのメールアドレスに、掲示板で使っているアドレスからのポップメールが届いた。掲示板のために用意したアドレスだが、書き込みにアドレスを付けることは稀にしかない。誰からか思い当たらないまま、見に行くと、私が1年以上前に書いた投稿に出てくる単語が、その人の検索にひっかかったということで、そのことで質問したいのだという。過去ログを検索してきた人からメールをもらうのは初めての体験で、インターネットならではの出来事だと思った。


12月20日

外注先の一つが、3時に納品するはずだったのだが、時刻を過ぎても来ない。3時半になっても来ないので電話したら、当人が電話に出た。「遅れるなら電話の一本でも入れて下さいよ」としょうもないことを年上の人に言うのは気が引ける。

帰宅すると、A会の会長から留守電が入っている。全国組織の長なのだから秘書にでも電話させればいいのでは、と思うのだがいつも本人が電話してくる。仕事の依頼だろう。

先代もそうだった。議員たちが頭を下げるような方なのに、私に丁寧語で話をしてくれた。私の仕事の代金を踏み倒して今でも何気ない顔で暮らしている人たちがいる一方で、この先代は私に「お車代」として10万円包んでくれたりした。恩に報いなければ、ヒトデナシですな。先代、申し訳ありません。


12月19日

5年前から文通しているSから手紙が届く。5年も文通しているのに、私は彼女の姿も声も知らない。創刊したての「じゃま〜る」で、「誰でもいいから手紙下さい!」という彼女の文通希望は「じゃま〜る」編集部によって「エマージェンシー系」と分類されていた。誰も手紙を書かなかったら、この人どうにかなっちゃうんじゃないかと思って文通を始めたのだった。もう5年も経つ……。

この「じゃま〜る」で知りあった他の人に、パシリのように扱われたり、携帯電話の名義を貸してしまって、30万円相当の身に覚えのない請求を受けたり、ということもあった。ひどい人もいるものだ(ちなみに当事者は同一人物)。

開封して読んでみるが、私がこの前送った手紙の内容には一切触れないで書いている(確かにコメントしにくい内容だった)。返信ではなく、新規原稿という感じ。この前の手紙では4年付きあった彼と別れたという話で、今回の手紙は社内で唯一の親友が壽退社してしまうので悲しいという話だった。

ずっと劣等感にさいなまされている彼女。彼女に幸運が訪れますように。


12月18日

週末の忘年会で途中から記憶がなかったので、何か失礼なことでもしでかしたかと少し心配したが、何事もなかったし、私がそうなっていると誰も気づかなかったようだ。


12月15日

職場の忘年会であった。4人以上の人間と酒を飲むのはずいぶんと久しぶりのような気がした。ビールしか飲まなかったのに途中から記憶がない。

気がつくと、日野駅のプラットフォームに降りる自分。ポケットの切符を見るとなぜか信濃町で買った切符であった。会場は五反田だったのに。

人間は意識がなくても動けるものだと再認識して、中央線の上りに乗りかえた。


12月14日

昼間、コンビニエンス・ストアで電話料金を支払ったが、うちに帰るとガスが止められていた。師走である。


12月13日

早朝、メールチェックをすると、『瞑想の心理学』の著者の可藤豊文氏から、質問に対する返事のメールが来ていた。ありがたい。

このSiteはgooの無料ホームページということで加入したのだけど、簡単HPと無料HPは同じホストだと自然に思っていた。

最初、簡単で作って、後でFTPで送るようなものを作ろうと考えていたのだが、自分の考えが間違っていたことに気づく。

作ったばかりだけど、恐らく近日中にHOOPSの方に引っ越すだろう。

その作業をしようと思って帰宅したら、電話が止められていた。アホです。


12月12日

仕事の帰り道にBookOffに寄って、本を眺めていたら、旧スタンフォード研究所で超能力開発の研究をしていたキース・ハラリーの絶版本を見つけて購入。書名しか知らなかった本。英語の原著を注文したが、手に入らなかったので、訳書を安く見つけられたのは幸運だと思った。以前にもBookOffの他の支店でハラリーの絶版本を安く見つけたことがある。価値が解らないから、こういう値段を付けられるのだろうね。


12月11日

Iさんは、Bさん(←「開設の辞参照)の掲示板の常連だった人で、その関係で私もIさんの掲示板に書き込むようになった。一番多かったときでも4つの掲示板にしか書き込みをしていなかったが、今や、時折書き込む唯一の掲示板がIさんの所だ。そこで論客で知られるRさんが、ウスペンスキーの『ターシャム・オルガヌム』の掲示板で議論しているから読んでみて、と私宛に書き込みをしてくれた。グルジエフはクリシュナムルティと並んで、ずっと私の本棚にある本で、他の本を売り払ったときにも、これはずっと残っていた。グルジエフの弟子であるウスペンスキーの本も当然、今まで出た本は買っていたが、『ターシャム・オルガヌム』は、すぐには買わなかった。形而上学のように思えて、自分の関心事とあまり接点が見出せなかったからだ。

10日の深夜というか、11日の早朝というか、私はウスペンスキー掲示板を読んで、それから寝た。

すると、夢の中に師匠が出てきた。私は師匠の許に2年半いて、そこを去ったのだった。夢の中で、自分に横付けされた自動車の後部座席にいる師匠を認めて、私は帽子を脱ぎ自然に気を付けをしていた。ウィンドウをおろすと師匠は私に向かって「有意義に過ごしなさい」とだけ言った。

師匠が私にドリーム・テレパシーで接触してきたのだ、とか言い張るつもりはない。単なる私自身の欲求である可能性の方が大だろう。にしても、それは私には意味のあるものと印象づけられた。

その日の帰り道、古本屋に立ち寄ると、『ターシャム・オルガヌム』が棚にあった。つい数日前に寄ったときにはなかったはずだ。シンクロニシティを感じて、私はそれを購入した。

そして、家に帰り着いて、このSiteの作製に着手したのだった。
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