日誌2003年7月

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7月某日

Easy Seekのオークションで、さんの写真集『人間時計』とビデオ『恒河沙』(いずれも、まんだらけ)を落札。

彼女自身は3年ぐらい前から活動しているようだが、私は今年になって「SPA!」で知った。
「SPA!」の電車の吊り広告にあった「少女椿」に一発で気づきましたが、その時はその号を手に取ることはなかった。、食事しに入った店にたまたま、その号が置いてあって邂逅することになった。
少女椿はコスプレする人がいても、それほど不思議ではないと思うけど、「ホモホモセブン」や谷岡ヤスジのムジ鳥をやっていた(笑)。

通常の女性のコスプレイヤーは、可愛い/奇麗な/憧れるキャラクターに自分を重ねることをしているわけですが、彼女のコスプレには、本人の顔がまったく見えないものも含まれる。
「SPA!」に載ってたムジ鳥でも、本人の顔は目しか見えない。

けど、その目がすんごく嬉しそうだったんですよね。それから、彼女を気にかけるようになった。

その時点で、写真集は絶版だったので、実物を見たことなかったので購入してみたという次第。

けれど、届いた写真とビデオはあんまり面白くなかった。「SPA!」にあったムジ鳥が良かったなぁ。

後日、その食事をした店に行き、その号の「SPA!」を売ってほしいと頼んだのだけど、断られた。面倒が嫌なんだろうな。チェーン店は、そういう点で融通が効かないと思う。どうせ、捨てるだろうに、売ってくれと言っても売らないのだから。


7月22日

♪運命はきっと何かのわけがあって
♪わかんなくて 良かったんだな
(川本真琴「ひまわり」)

「ひまわり」が好きで毎日のように聴いている。
何がどうなるか、やはり判らない。
それでも、日々は過ぎていく。

♪あってない部分 ダメって言われたって人類はぐんぐんはみだしていく
♪こんな身体 脱ぎ捨てて あたしが新しくなる
(川本真琴「10分前」)

……なぜ、この歌詞を、今日、引用するかは私個人の事情なので、他の人には判らなくて結構です。この歌詞の引用で、興味を持った人が、川本真琴のアルバムを買ってくれるというのもいいかもしれない。

そうそう、川本真琴は7月1日に発表したように、事務所を辞め、レコード会社と解約し、個人で音楽活動していくことにしたそうです。
ファンの一人として、彼女の活動を応援したいと思います。


7月19-21日

7月19日、午前、貴峰道協会に行って、施術を体験する。

午後、羽田空港へ。急にAが来てくれることになったので、空港に迎えに行く。到着時刻になっても、なかなか姿を確認できなくて、少し不安になったが、しばらくして姿を現す。

前に来たときは、派手なスカートにブーツだったが、今回はTシャツにジーンズパンツといたって簡素な出で立ち。髪が短くなったせいもあるが、前より痩せて見える。

乗った電車にツイッギーの写真を使った広告が貼ってあり、Aが写真を指さしながら「どっちが痩せているかな」と尋ねたので、Aの方が痩せてるんじゃないかと答えた。それぐらい痩せている印象だった。

家に向かう電車に乗って二人で席に坐っていたら、ファスナー全開の女性が乗ってきた。直接に指摘するわけにもいかず、Aに耳打ちしたら、Aがその女性に耳打ちしに行った。慌ててファスナーを上げる女性。なんの躊躇もなくすぐ耳打ちしにいったAを見て、やっぱり根が善人なんだなぁと思った。

21日の昼過ぎに品川まで送るまで、二人きりで過ごせた。美味しいと評判の蕎麦屋にも一緒に行けた。


7月某日

『神秘主義の人間学』『瞑想の心理学』(いずれも法蔵館)の著者である可藤豊文氏の新刊が出たことを、可藤氏のサイトを訪れて知り、その新刊『親鸞聖人五ヶ条要文』(法蔵館)を買う。

今回は親鸞聖人に仮託される五ヶ条要文を題材に宗教を考察していく。著者の可藤氏の勤め先が真宗文化研究所なのだから、親鸞聖人を題材にするのは当たり前と言えば当たり前で、今までの著書の方がその点では「よく書きましたね」というものであったと言える。

五ヶ条要文の中の一節――。

「又、信心ある人に言ふ。只我が心を明らむ外は雑行なり。この雑行を止めよと教え諌むるなり」

痛い言葉だ。


7月8日

ヤフーオークションで松任谷由美の「春よ、来い」を50円で落札。詳しく言うと、自分でではなくて友人に落札してもらった。

松任谷由美自体のファンではまったくないのだが、「春よ、来い」と「砂の惑星」は曲として好き。


7月某日

ネットの古本屋で頼んだハリエット・カーター『天国を旅するスーザンからのメッセージ』(中央アート出版)が届く。不思議研究所の「不思議の友」9号で言及していたので、記憶に残っていた本。ちなみに「不思議の友」は1回でも通販で何かを買うと、無料で送ってくれる。

「不思議の友」の紹介では、この本には「人を助けない方がいい」という内容があるといい、それで印象に残っていたのだが、あんまり面白くなかった。

まずは前提を説明すると、スーザンというのは著者カーターの友人。他界した後、カーターに死後の世界のメッセージを送ってくれているという。スーザンは死後の世界を説明し、また死後の世界を受け入れるためのメッセージを示す(示す、って言ってもカーターのノートにカーターが記録するのしか、現象界では見えないのだけど)

この本を読んで死の恐怖がなくなる人がいるのなら、それはそれで結構なことだと思う。が、一方で、人間より岩の方が霊的に優れているというようなことを主張し、もう一方で人類はもうすぐ大進化を迎えるという主張をするのは、変ではないのか。

だったら、岩に進化すればいいじゃないの。

一読後、すぐに売却予定本入りとなった。


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